明珍智英子の“今月のレシピ” 2023

明珍智英子の“今月のレシピ” 2023


2023年 1月

「明珍家のおせち ぶりの赤ワイン照り焼き」

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
毎年変わり映えしませんが家族と生徒さんの健康と幸福を願いながら今年もおせちづくりしました。授業でも人気のあった赤ワインで作るぶりの照り焼きを紹介致します。ワインのブドウで生臭みが抜けて、照りが付きます。普段のメニューにもおすすめです。


材料

ぶり(切り身)4切れ / 酒、塩 少々
煮出し汁 : 赤ワイン 100cc / しょうゆ 大さじ1 / さとう 大さじ1

作り方

①ぶりは一口大に切り酒、塩で下味をつける。魚焼きグリル又はオーブンで焼く。
②フライパンに煮出し汁を合わせて煮立てぶりを並べる。煮汁がなくなるまでぶりにからめながら煮る。



2023年 2月

「チョコベリータルト」

チョコベリータルトを作りました。アーモンドプードルの入った香ばしいサクサクタルトにクーベルチュールチョコのクリームを詰めました。フランス人シェフの「パリ発美味しいタルト」のレシピを参考に家庭用に作りやすくアレンジしました。バレンタインにぜひ挑戦してみて下さい。


材料

パートシュクレ:バター 120g / 粉砂糖 80g / アーモンドプードル 25g / たまご 1個 / 薄力粉 100g / 強力粉 100g
チョコクリーム:クーベルチュールチョコ 60g / 生クリーム 100cc
仕上げ:いちご 4粒

作り方

①バターを練りさとうアーモンドプードルを加え混ぜる。溶き卵を少しずつ加え混ぜ、ふるった粉類を加える。ひとまとまりにしてラップに包み冷蔵庫で一晩休ませる。めん棒で伸ばして型に敷き底に穴を開け180℃のオーブンで約10分焼く。
②生クリームを小鍋に入れて温めてチョコレートを加えて溶かす。混ぜてラップをかけて冷蔵庫で一晩休ませる
③ハンドミキサーをかけて空気を入れる。焼いたタルト型に絞り出しいちごを飾る。



2023年 3月

「焦がしバター香るフィナンシェ」

生地に焦がしバターを入れて香ばしく仕上がってます。プレゼントにも卵白の消費にも大活躍です。手軽なのに本格的なお味なのでぜひレシピご活用ください。


材料

小麦粉 35g
A:アーモンドプードル 35g / ベーキングパウダー 小さじ1/3 / さとう 80g / バター 80g / 卵白 80g / ラム酒 小さじ2

作り方

①Aを合わせてふるう。
②さとうをふるっておく。
③焦がしバターを作る。バターを角切りにして小鍋に入れて火にかける。沸騰してくれば混ぜながらきつね色になるまで焦がして火を止める。少し冷ましてキッチンペーパーを敷いた網で漉す。
④卵白をボールに入れてほぐすように混ぜる。さとうを加えて更にすり混ぜる。
⑤①の粉類を加えてゴムベラで中央から混ぜる。粉のダマがなくなれば焦がしバターを少しずつ加え混ぜ、ラム酒を加える。
⑥型に流し込み180℃のオーブンで約15分焼く。



2023年 4月

「ピスタッチオクリームのダックワーズ」

今年の桜は早くに楽しめましたね。桜の余韻を残しつつ新緑のイメージの焼き菓子を作りました。緑のピスタッチオクリームをはさんだダックワーズです。卵白消費メニューにも最適なので卵黄のお菓子と組み合わせて作ってみて下さい。


材料

ダックワース : 卵白 75g / グラニュー糖 20g / アーモンドプードル 45g
A : 粉砂糖 40g / 薄力粉 8g / 粉砂糖 適量
ピスタッチオクリーム : バター 80g / さとう 10g / ピスタッチクリーム 40g

作り方

ダックワース :
①卵白を固く泡立てて、グラニュー糖を少しずつ加え更に泡立てる。
②次にふるったⒶを加えゴムベラでさっくりと混ぜ合わす。絞り出し袋に入れる。
③オーブンシートを敷いたオーブン皿に直径6cmの丸形に絞る。
④粉砂糖を茶こしでふり約10分おいてもう一度粉砂糖をふる。
⑤190℃のオーブンで約5分焼き180℃に下げて約10分焼く。ケーキクーラーに取り冷ましておく。
ダックワース :
①バターをクリーム状に練り、ふるったさとうを加え混ぜる。ピスタッチオクリームを加え混ぜる。
仕上げ :
①ダックワーズを2枚1組にしてピスタッチオクリームをはさむ。



2023年 5月

「あじさいのマスカルポーネチーズムース」

今年の桜は早くに楽しめましたね。桜の余韻を残しつつ新緑のイメージの焼き菓子を作りました。緑のピスタッチオクリームをはさんだダックワーズです。卵白消費メニューにも最適なので卵黄のお菓子と組み合わせて作ってみて下さい。


材料

ゼラチン 小さじ1 / 水 大さじ1 / マスカルポーネチーズ 80g / さとう 30g / 牛乳 50cc / 生クリーム 80cc / レモンの皮のすりおろし 1/2個分
飾り用:生クリーム 50cc / A さとう 小さじ2 / 紅芋パウダー 小さじ1 / ミントの葉 8枚

作り方

ダックワース :
①ゼラチンを分量の水でふやかしておく
②ボウルにチーズを入れてさとうを加え混ぜる。牛乳を少しずつ加えなめらかにする。湯煎にかけて溶かした①を加える
③生クリームを8分立てにして②を 少しずつ加え混ぜる。レモンを加え混ぜ型に流し込み冷やし固める。
④生クリームを泡立て(A)を加え混ぜ③のムースの上に絞り出す。ミントの葉を飾る。



2023年 6月

「台湾パイナップルケーキ」

今月は台湾土産で人気のパイナップルケーキを紹介致します。生パイナップルで自家製ジャムを作って、ミルク入りの生地に包み焼き上げます。ジャムだけでも美味しく召し上がって頂けます。


材料

パイナップルあん:パイナップル(正味) 120g / さとう 大さじ3 / 水 大さじ2
生地:バター 100g / さとう 25g / スキムミルク 20g / たまご 1個 / 小麦粉 110g / ベーキングパウダー 小さじ1/2

作り方

①パイナップルは粗みじんにして鍋に入れてさとう、水を加え混ぜる。
②木べらで果肉をつぶすように混ぜながら火にかけて煮る。
③ジャム状になるまで煮詰めて冷やす。
①バターを常温に戻す。さとうはふるっておくたまごは割りほぐしておく。小麦粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておく。
②バターをクリーム状に練りさとうを加え混ぜる。次にスキムミルクを加え混ぜる。たまごを少しずつ加え混ぜる。
③仕上げに(A)を加え混ぜひと固まりにまとめラップで包み冷蔵庫でねかす。
①パイナップルあん、生地を等分に分けて生地を伸ばしあんを包み型に入れて押さえる。170℃のオーブンで約20分焼く。



2023年 7月

「はちみつレモンケーキ」

じめじめ梅雨を吹き飛ばすさわやかなレモンのケーキを焼きました。はちみつでコクを出してアイシングにもレモンを加えて飾りました。甘酸っぱい味わいを楽しんでください。


材料

バター(食塩不使用)100g / たまご 2個 / レモン 1/2個 / 小麦粉 60g / ベーキングパウダー 小さじ1/2 / グラニュー糖 70g / はちみつ 大さじ2
レモンアイシング:粉砂糖 20g / レモン汁 小さじ1

作り方

①バター、たまごは常温で戻しておく。たまごは溶いておく。レモンは皮をすりおろして、果汁は絞っておく。小麦粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
②ボウルにバターを入れて練り混ぜる。グラニュー糖、はちみつを加えてさらに練り混ぜる。たまごを少しずつ加え混ぜる。レモンを加える。
③粉類を加えてゴムベラに持ち替えてケーキ型に流し入れ170℃のオーブンで約20分焼く。焼き上がれば冷ましておく。
④粉砂糖とレモン汁を合わせて混ぜる。ケーキの上にかける。



2023年 8月

「魚介のパエリア」

今月は夏の集まりに華やかなメニュー、パエリアを作りました。お米の硬さなど好みもありますので手作りならでは自分好みでスープの量で調節してください。スープは市販のコンソメの素でも大丈夫ですが魚介のエキスがたっぷりなら水でも十分です。暑さに負けずぜひ挑戦してみてください。


材料

米 1合 / 鶏手羽元 2本 / するめいか 1杯 / 有頭えび 2尾 / あさり 6個 / ムール貝 6個 / にんにく 1片 / たまねぎ 1/4個 / オリーブオイル 大さじ2 / ホールトマト 30cc
A:パプリカ 少々 / ターメリック 少々 / サフラン 5本 / 水 大さじ2 / スープ 400cc

作り方

①米は洗って水切りしておく。
②鶏手羽元は酒、塩、こしょうで下味を付けておく。いかは胴体と足を外し、内臓を抜き輪切りにする
③えびは背ワタを取り酒、塩を振っておく。あさりは塩水につけて砂出ししておく。ムール貝はごみを取るようにこすって洗う。
④にんにく、玉ねぎはみじん切りにしておく。
⑤鍋を熱し油を加え、鶏手羽、海老を焼き取り出しておく。次に油を足し、にんにくを加え弱火で香りを出す。玉ねぎを加えしんなりするまで炒める。
⑥ホールトマト、米を加え炒める。A:のスパイスを加えて炒める。サフラン水を加える。スープを調節しながら炒める。
⑦鶏手羽、海老、貝類を並べふたをして中火で約7分、弱火にして焼く3分炊く。火を止めて約10分蒸らす。



2023年 9月

「秋なすと鶏の南蛮漬け」

まだまだ暑さ厳しいですが秋の素材も出てきました。秋ナスを使った南蛮漬けです。彩もよく甘酢だれがさっぱりとして残暑をのりきるのにもぴったりです。ぜひお試しください。


材料

鶏もも肉 300g / なす 2本 / パプリカ 1/2個 / 片栗粉 / さとう 大さじ1
A:しょうゆ 大さじ3 / 酢 大さじ2 / だし 大さじ2 / たかのつめ 1本

作り方

①鶏肉は一口サイズに切り酒、塩をふる。
②なすは輪切りにして水にさらす。パプリカは太めにせん切りにする。
③①②に片栗粉をまぶしこめ油で揚げる。
④(A)をあわせて、たかのつめを入れ③を 漬け込む。



2023年 10月

「汁なし担々麺」

今月は汁なし担々麺の簡単レシピを紹介いたします。麺を茹でて肉みそソースにからめるのでお味もしっかりしみ込みます。キノコや秋ナスを入れて秋の味覚を楽しんでください。


材料

にんにく 1片 / 豆板醤 小さじ2 / 甜面醤 大さじ1 / 豚ミンチ 200g / なす 1/2本 / エリンギ 1本 / 中華スープ 100cc / オイスターソース 大さじ1 / 酒 大さじ1 / 中華麺 2玉 / パクチー 適量

作り方

①にんにく、なす、エリンギはみじん切りにする。
②鍋に油とにんにくを入れ弱火にかけて色づけば次に豆板醤、甜面醤を入れて炒めて香りを出す。
③きのこ類を入れて炒めて火が通ればミンチを加える。スープと調味料を入れて煮込む。
④中華麺をたっぷりの湯で茹でて③の鍋に入れて肉みそをからめる。お皿に盛りつけてパクチーを飾る。



2023年 11月

「ハンバーグのパイ包み焼き」

そろそろオーブン料理が恋しくなってきましたね。今月は簡単におもてなし料理になる一皿を紹介いたします。小さめのハンバーグを焼いてパイ生地に包み焼き上げます。ハンバーグを焼いた後のフライパンで簡単赤ワインソースを作ってみました。ワインに合わせてお試しください。


材料

合いびきミンチ 200g / 玉ねぎ 1/2個
A(卵 1個 / パン粉 大さじ2 / 牛乳 大さじ2 / 塩 小さじ1/4 / こしょう 適量)
パイシート 200g / 卵(塗用) 1/2個
赤ワインソース:玉ねぎ 1/4個 / 赤ワイン 100ml / スープ100ml / バター 20g / 塩、コショウ 適量

作り方

①玉ねぎをみじん切りにして炒める。合いびきミンチに玉ねぎと*の材料を入れて混ぜる。4等分に丸める。
②フライパンを熱し油を入れて①の両面を焼いてから中火で中まで火を通して冷ましておく。
③パイシートを伸ばして②を包み、溶き卵を塗って200度のオーブンで約15分焼く。
④②のフライパンの残りに油を足して玉ねぎのみじんを炒めて、しんなりすれば赤ワイン、スープを加えて煮詰める。水分が半量になればこし網で濾して鍋に戻し、バターを少しずつ加え混ぜ乳化させて塩、こしょうで味を調える。
⑤お皿にパイを盛り付けてソースを添える。



2023年 12月

「ベリーのグラッサージュケーキ」

ベリーのジュレでケーキをコーティングする甘酸っぱいクリスマスケーキです。軽い口当たりなのでお食事の後でもぴったりです。今年のクリスマスメニューにぜひお試しください。


材料

スポンジケーキ:たまご 1個 / 小麦粉 30g / さとう 40g / 牛乳 大さじ1
シロップ:さとう 大さじ1 / 水 大さじ2
ナッペ:生クリーム 100cc / さとう 大さじ2
グラッサージュ:冷凍ベリー 150g / さとう 50g / ゼラチン 小さじ1 / 水 大さじ1

作り方

スポンジケーキ
①たまごは常温に戻す。小麦粉、さとうはふるっておく。
②ボウルにたまごを割りほぐして牛乳を入れて泡立てる。さとうを何回かに分けて混ぜながら加える。
③白っぽくリボン状になれば、小麦粉を加えてゴムベラでさっくりと混ぜる。ケーキ型に流し込み170℃のオーブンで約15分焼く。焼き上がれば冷ましておく。
シロップ
①さとうと水を小鍋に入れて炊いて冷ましておく。ケーキが冷めれば横2等分に切り全体にシロップを塗る。
ナッペ
①生クリームにさとうを加えて泡立てる。ケーキの間、全体に塗る。
グラッサージュ
①冷凍ベリー、さとうを合わせて小鍋に入れて炊く。水でふやかしたゼラチンを入れて煮溶かす。
②こし網で①を漉す。氷水をあててとろみがつくまで冷やす。
③クリーム状になればケーキを網において一気にグラッサージュをかける


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